リンクバジェット計算機(EIRP・リンクマージン)

送信電力・アンテナ利得・伝搬損失からEIRPと受信電力を求め、受信感度に対するリンクマージンと熱雑音によるSN比を計算します。

「自由空間伝搬損失計算機」で先に求めた値を入力できます。

受信機が復調できる最小の電力。仕様書に記載されています。

常温は290Kが標準値です。

リンクバジェット計算機(EIRP・リンクマージン)の使い方・活用シーン

使い方

リンクバジェット計算機(EIRP・リンクマージン)は、送信電力・アンテナ利得・伝搬損失からEIRPと受信電力を求め、受信感度に対するリンクマージンと熱雑音によるSN比を計算します。画面に表示されている入力欄に必要な項目を入力し、ボタンを押すだけで結果がその場に表示されます。入力からボタン操作、結果の確認までは数秒で完結し、専門的な予備知識がなくても迷わず使えるように作られています。入力した内容がToolHubのサーバーに送信されることはなく、計算処理はすべてお使いのブラウザ内だけで完結するため、氏名や個人的な数値など、他人に見られたくない情報を扱う場面でも安心してご利用いただけます。結果に納得できない場合は、入力内容を書き換えるだけで即座に再計算されるので、条件を変えながら何度でも試すことができます。

どんなときに使うか

物理・工学計算」に関する作業のうち、とくにリンクバジェット・EIRP・リンクマージン・受信感度に関わる場面で役立ちます。手元に電卓や表計算ソフトがないとき、あるいは毎回同じ計算式を手で入力するのが面倒なときに、このページを開くだけで済ませられるのが最大の利点です。スマートフォンからでも同じ操作でそのまま使えるため、外出先や授業・会議の合間などパソコンを開けない状況でも、必要な数値をすぐに確認できます。ブックマークしておけば、次回以降はワンクリックでこのツールに戻ってこられます。

計算の仕組み・メリット

リンクマージンはどれくらい必要ですか?
用途によりますが、屋外の固定回線で10dB以上、移動体通信ではフェージングを考慮して20dB以上確保することが多いです。マージンが0以下では通信できません。
EIRPとは何ですか?
等価等方輻射電力といい、アンテナ利得を含めた実効的な送信電力です。電波法では周波数帯ごとにEIRPの上限が定められています。
熱雑音-174dBm/Hzはどこから来ますか?
常温290Kにおける kTB(ボルツマン定数×温度×帯域幅)を1Hzあたりでデシベル表記した値です。すべての受信機が避けられない雑音の下限になります。

このように、計算の根拠となる考え方をあらかじめ明確にしたうえでロジックを実装しているため、表示された結果がどのような前提で導かれたのかを確認しながら安心して利用できます。また、ToolHubのツールはすべて登録不要・完全無料で、広告の表示以外の目的で個人情報を収集することはありません。気になるツールが他にもあれば、ページ上部のカテゴリーメニューや検索欄からすぐに探せます。