階段寸法(蹴上・踏面)計算ツール
階高と目標蹴上から段数と実際の蹴上を求め、勾配・水平投影長さ・ブロンデルの式による歩きやすさ・建築基準法の適合を判定します。
この値以下になるよう段数を切り上げて決めます。
段鼻は踏面の寸法には算入されませんが、足の乗る奥行きは増えます。
階段寸法(蹴上・踏面)計算ツールの解説
計算の仕組み
階高(下の階の床から上の階の床までの高さ)を目標の蹴上(1段の高さ)で割って切り上げ、段数と実際の蹴上を求めます。踏面(1段の奥行き)とあわせて、勾配、水平方向の長さ、歩きやすさの目安を計算します。階高2,900mm・目標の蹴上190mmなら16段で、実際の蹴上は181.25mmです。踏面240mmなら勾配は約37度です。
建築基準法の制限
建築基準法施行令では、階段の寸法に用途ごとの制限があります。住宅の場合、蹴上は23cm以下、踏面は15cm以上、階段の幅は75cm以上です。小学校や大規模な店舗などではさらに厳しい基準が定められており、このツールでは選んだ建物の用途に応じた基準と照らし合わせます。
歩きやすさの目安
歩きやすい階段の目安として、「2 × 蹴上 + 踏面 = 600〜650mm」というブロンデルの式がよく使われます。人が自然に歩くときの歩幅に合わせた式です。上の例(蹴上181.25mm・踏面240mm)では約602.5mmで、推奨範囲に入ります。住宅の階段は法律の上限ぎりぎりだと急になるため、高齢者のいる家庭では蹴上を低めにすると安全です。
階段寸法(蹴上・踏面)計算ツールのよくある質問
- ブロンデルの式とは何ですか?
- 2×蹴上+踏面が600〜650mmに収まると歩きやすいとする経験則です。人の歩幅に基づき、階段の昇降のしやすさを判断する目安として使われます。
- 住宅の階段の寸法制限は?
- 建築基準法施行令23条では、住宅の階段は蹴上230mm以下、踏面150mm以上、幅750mm以上と定められています。ただし実用上は蹴上190mm前後が快適です。
- 踏面の数が段数より1つ少ないのはなぜですか?
- 最上段の踏面は上階の床そのものになるためです。16段の階段なら踏面は15枚分の水平長さになります。